クランタン州の洪水被害

昨年12月24日、マレーシアのクランタン、トレンガヌ州などで豪雨の影響を受けて洪水が発生、クランタン州では避難民の数が2万人を超える過去10年間で最悪の状況となりました。

我々もクランタン州に承っているプロジェクトがあり、洪水発生時から現況調査に伺いました。
しかし洪水の流れが速く、現場に近づくこともできません。
こういう場合は水が引くまで待つしか術はありません。

年が明け洪水の影響が落ち着いた為、プロジェクト現場に行ってきました。
予想以上にダメージが大きく、現場の真ん中の土地が大きくえぐられ、池や川が出来、今更ながら自然の力の恐ろしさを感じました。

被害は確かにあったのですが、建物が竣工前で逆に良かったと考えています。
被害の状況を踏まえこれからプロジェクトの再構築が可能となります。
洪水に負けない建物への改善提案、発生した場合の対策が新たに加わります。
また被害があった場合、お客様が建物を避難所とする場合も想定する事となりました。

災い転じて福となす。
年初のプロジェクトに相応しいスタートとなりました。

我々Plus PM Consultant は商業施設から工場、倉庫まで災害被害のリスク軽減提案を行い、日系企業様のASEAN進出・建設・各種プロジェクトをサポートしています。
We are proud to support our clients through the Construction Management at Malaysia.