The East Coast Rail Link

5月 19, 2017

先週、The East Coast Rail Link(以下ECRL)のクランタン周辺の開発案件の相談を受けました。

ECRLは2016年3月15日に発表されたプロジェクトです。
ポートクランからコタバルまでを結ぶ全長600km総工費550億リンギット(約1兆4500億円)の巨大インフラ整備プロジェクトとなります。

シンガポールークアランプール間の高速鉄道総工費が約75億リンギットですのでその約7倍の巨大プロジェクトとなります。

このプロジェクトの実現によってテレンガヌ、ケランタン、パハンの経済状況が変化し、これらの州は貿易の拠点となると予想されています。中小企業や観光事業の投資は勿論、このエリアでの天然資源の採掘が増加し、新たな投資が流入する可能性があります。

今後はマレーシアと関係の深い中国、サウジアラビア、インド、日本などの主要経済国からの投資が期待されており、既に中国政府からは投資が入っているとの事です。
沿線の土地は収用が始まっており、今はその周辺の土地がマレーシア政府関係者によって押え始められているようです。

またクアランプール周辺ではポートクランとゴンバット間の計画路線位置が未だ不明確なためMissing Linkと揶揄されおり、政治的駆け引きがあるようです。

プラスPMはマレーシアを中心に、周辺諸国のインドネシア、タイ、ベトナム、カンボジアに於いて、工場建設、建設コストダウン、物流施設建設など各種プロジェクトを通じて、
日系企業様のASEAN進出・建設・各種プロジェクトをサポートしています。
We are proud to support our clients through the Factory project, Commercial project, Condominium project and other project of Construction Management at over ASEAN area.

「The East Coast Rail Link」.jpg

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