お客様の声

ペナン日本人学校
改修プロジェクト

世界遺産ジョージタウンへの移転に伴う新校舎の改修プロジェクト。歴史的建造物特有の厳しい要件やインフラ課題をクリアし、子どもたちが安全に学べる教育環境を創出。

事業主

ペナン日本人会

用途

教育施設

所在地

ペナン州ジョージタウン

「海外での校舎移転という、学校関係者の誰もが未経験の状況の中、PLUS PM CONSULTANTが『決断すべきこと』を明確にしてくれたおかげで、自信を持ってプロジェクトを進めることができました。」

齋藤校長先生

ペナン日本人学校

インタビュー

ペナン日本人学校のジョージタウンへの校舎移転についてお話を伺いました。旧校舎からの退去期限が迫る中、歴史的建造物(ヘリテージ保護区)での厳しい法定基準や時間的制約をいかに乗り越え、子どもたちが安全に学べる環境を構築したのか。学校関係者に、その舞台裏を語っていただきました。

クライアントが最も評価した点

的確な意思決定のサポート

学校運営のプロであっても建築の専門家ではない我々に対し、PLUS PM CONSULTANTは「コンサルタントで進めることができる部分」と「学校側が決断すべき部分」を明確に線引きしてくれました。これにより学校関係者が、各々の業務を抱えながらでも迅速な意思決定が可能になりました。

複雑な行政・関係者との調整

移転先は建築基準ができる前の古い建物で、図面や消防記録がない状態でした。PLUS PM CONSULTANTは市長や地元コミュニティ(海南アソシエーション)、地元当局との複雑な関係をコーディネートし、許認可のハードルが高い文化遺産保護に関わる申請プロセスや現在の学校教育に必要なユーティリティ供給に関する許可を力強くリードしてくれました。

厳しい制約下でのマネジメント

「旧校舎の退去期限は延長不可、旧校舎での授業環境維持と授業日程は調整不可」、 「新校舎での運営準備は、改修工事での立入り制限と旧校舎での授業対応で限定的」という極めて厳しい条件の中で、優先順位を明確にしてプロジェクトを推進しました。 実質1週間に日程が短縮されてしまった過酷な引っ越しも、エアコン等の設備移設の業者調整や全体のスケジュール管理を徹底し、無事に新学期のスタートに間に合いました。

インタビュー・ハイライト

Q.

今回のプロジェクトにおける最大の課題は何でしたか?

A.

最大の課題は、短い期間と限られた予算の中で、前例のない移転を完了させることでした。移転先の建物は図面がなく、通常建物に要求される法定基準に加え、世界文化遺産保護区特有の付加的な基準を満たす必要がありました。
また、既存の電気引き込み容量が不足していたため、すべてのエアコンをつけると停電してしまうという問題もあり、高圧受電が新たに必要となるインフラの課題もありました。

Q.

PLUS PM CONSULTANTのサポートで最も助かった点は何ですか?

A.

私たちの立場や不安を理解し、専門的な見地からはっきりと「ここは大丈夫」、「ここは危ない」と提示してくれた点です。
安全面で追加費用がかかる場面や、避難階段の設置で予定していた教室数が減ってしまった際にも、間に入ってスケジュールと予算の調整を行ってくれた為、とても頼りになる存在でした。

Q.

移転後の成果や、新しい環境での変化について教えてください。

A.

無事に新学期に間に合い、子どもたちに安全な環境を提供できました。新校舎では旧校舎で問題になっていた野生動物(野犬やコブラなど)の危険もなくなりました。 スペースは狭くなりましたが、先生方とも知恵を絞り、パズルのように限られた空間を無駄なく活用するレイアウトを実現してくれました。
また、改修前は校庭が土間コンクリートであったことや既存ドア開閉時の指挟みなど、保護者の皆様がご懸念されていた危険因子に対しても、人工芝の新たな敷き込みや指詰め防止ゴムの設置など追加の改修工事によって対応を図ることができました。

今後はジョージタウンの歴史を肌で感じ、運動場など近隣の学校施設を借用する機会も活かして、現地の方々や学生たちとの垣根を超えた深い交流が生まれることを期待しています。

写真

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