British Standard

8月 19, 2014

最近、ほぼ毎週Kota Bharuに出張に行っています。
現場のスタッフとすっかり顔なじみになり、特に若い現場監督と仕事以外に話をする機会がありました。

話を聞くと、彼は大手建築会社の社長のご子息。
半年前までオーストリアに留学していたのを中断し、今回のプロジェクトのために呼び寄せられ、現場のマネージメントの実地教育を受けています。
未来の社長教育といえば羨ましい限りですが、彼は不服そうです。

何しろ20代前半の遊び盛りに人口の95%がマレー系モスリムの厳しい戒律の田舎に呼び戻され、仕事しかする事がないそうです(笑)
マレーシアでは余裕がある家庭もしくは優秀な子息は海外で留学し、British Standardのライセンスの取れる教育を学びます。
オーストラリア、カナダ、インド、マレーシア、香港、シンガポール等々旧英国統治国ではBSは今でも通用します。
Architect, Lawyer, Accountant, Doctor, Surveyorなどです。
しかし優秀な学生ほど本国には戻りません。
マレーシアの基盤となる産業がなかなか育たないのは、こんな理由からかもしれません。

写真はマレーシアの電車の広告
“Merealisasikan cita cita anda=きみたちの目標を達成しよう”

我々Plus PM Consultantは日本でのコンストラクションマネジメント業務のノウハウを生かし
ASEAN進出・建設・各種プロジェクトを行う企業様をサポートしています。
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