4月 8, 2015
今関わっているプロジェクトでフランス人のアーキテクトとお仕事させて頂いています。
最近暫くぶりに現場で彼に会ったので何していたのかと聞くと、現在、カンボジアの第2国際空港の設計をして忙しかったとの事。
カンボジアは日本の建築基準法や消防法に当たる法整備がまだされていない事を知っていたので、技術的な基準はどうしているのかと聞くと”設計基準はフランスの基準で安全性をフランスの保険会社が担保している”
との回答が返って来ました。
なるほど。
そういうスキームがあるのだなと感心しました。
海外では日本の基準が通用しないと思い込んでいましたが、基準がない場合や技術的がまだ及んでいない場合は使えるスキームです。
もし、日本の保険会社がこのスキームを使えば日本の建築会社は海外どこででも日本の設計施工力が生かせ、保険会社としては建築が存在している間は保険金がチャージできるので双方にとってメリットがあります。
検討の余地はあるのではないかと思っています。
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